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無料で資料ダウンロード「Non-Alcoholic Night Vision」は、酒を飲まないことを選択するソバーキュリアスな人々に対しての定性的な調査を行うことで、「誰もが楽しめる夜」の実現に向けて私たちが進むべき道筋を明らかにする調査です。
多くのナイトアクティビティはアルコールに体験価値やビジネスモデルを依存しています。NEWSKOOLではこの課題を解消するべく、アルコールなしでも楽しめる夜の実現に向けた機会領域(検討すべき価値のある領域)を策定しました。
調査ではアルコールを飲まないことを選択するソバーキュリアスな人々の夜の楽しみ方や潜在的欲求を可視化。これらのインサイトから主にナイトタイムにおけるコミュニケーションデザインの重要性を提言しました。
「誰もが楽しめる夜」をつくるためには、多様な属性を持つ人々の欲求に対応したコンテンツやアクティビティの設計が求められます。誰もが楽しめる夜の実現に向けて生活者へのヒアリングをする中でも、多く議題にあがったのが「ナイトタイムのアルコール依存」という課題でした。若年層のアルコール/宴会離れが話題になるように、Z世代やミレニアムズからは「お酒を飲まないため夜の楽しみ方の選択肢が少ない」という声が多く聞かれました。そこで、NEWSKOOLは「アルコールなしでも楽しめる夜の実現」を機会領域として設定し、本調査を実施しました。
本調査はアルコールや飲酒体験を否定するものではありません。適切な量のアルコールは、ナイトアクティビティの体験価値を高め、クラブやバーといったナイトベニューの重要なキャッシュポイントにもなります。
本調査はデザインリサーチのメソッドを利用しました。デザインリサーチは先進的な生活者を対象に定性的な調査を行うことで、刻一刻と変化していく人々のニーズから普遍的な価値観や欲求を見出す手法です。明らかになったインサイトを源泉に「アルコールなしでも楽しめる夜」を実現するための道筋を明らかにすることを目指します。
また、調査対象者には、酒を飲まないことを選択する人々(=ソバーキュリアス)を設定しました。ソバーキュリアスな人々がどのような社会的文脈を生きているのかを理解するべく、インタビューや行動観察調査を実施。彼/彼女らなりの夜の楽しみ方やナイトアクティビティに対する不満などを明らかにしました。
本レポートには、
・ノンアルコール関連事業の事例
・ノンアルコール関連事業の機会領域(ビジネスチャンス)
・お酒を飲まない人々(ソバーキュリアス)の価値観やペルソナ像
・まちづくり/観光における「誰もが楽しめる夜」の可能性
といった内容がまとめられています。
本調査ではアルコールなしでも楽しめる夜の実現に向けて「コミュニケーションデザイン」が重要であると結論付けました。ソーバーキュリアスな人々は「店舗との信頼関係の構築」「立場の差を埋めるためのコミュニケーション」「家でも仕事場でもない自信の居場所づくり」に対して、欲求や不満を抱えており、これらを解決するためにはコミュニケーションの創出に注目したナイトアクティビティの設計が重要です。
また、調査ではコミュニケーションデザインに必要な諸要素として「場の顔役の存在の重要性」「コミュニケーションツールかつ店舗へのキャッシュポイントとなる仕組みのデザイン」「共通の目的のデザイン」といった要素を提示しています。
資料は下記のリンクよりご覧いただけます。ノンアルコール関連の事業展開を検討している方から、「誰もが楽しめる夜をつくる」というNEWSKOOLのビジョンに共感いただける方まで、ぜひご覧ください。
【ダウンロードはこちら】
https://newskool.jp/download/sober-curious/
プロジェクトリーダー:鎌田頼人 古島海
アートディレクション:廣石健太