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Project > シンガポールに日本酒で東京の魅力を伝える実証

2023

KYO

シンガポールに日本酒で東京の魅力を伝える実証実験

Point

  • 東京の酒蔵で作られた日本酒をシンガポール向けにデザイン
  • 日本酒を通じて東京の酒蔵ツアーを販売

Summary

カソク株式会社は、日本酒需要の高まるシンガポールで最大級の日本酒フェスティバル「Sake Matsuri Singapore 2023 | Autumn Edition」(2023年11月4日〜5日開催)に、特別限定酒「KYO 京」を出展しました。NEWSKOOLは日本酒と出展ブースのデザインを手掛けました。
本プロジェクトでは、日本酒をシンガポーリアンに販売するだけでなく、日本酒を通じて東京の魅力を伝え、実際に東京旅行ツアーの購入に繋げることは可能かを実験する目的も兼ねていました。

Background

シンガポールでの日本酒ブーム

近年、シンガポールでの日本酒の人気は急速に高まり、2022年の輸出額は約23億円に達し、前年比で129%の増加を記録しています。2018年から日本酒のフェスティバル「Sake Matsuri」が開催されたりと需要が高まっています。

Approach

1863年創業の東京・福生の伝統ある酒蔵、石川酒造が生み出したオリジナルの日本酒「KYO 京」をSake Matsuri限定で発売しました。

東京の酒蔵で作られた日本酒をシンガポール向けにデザイン

数多の日本酒が出品されるSake Matsuriで手に取ってもらえるように、「東京らしい日本酒」をコンセプトにして日本酒自体から出店ブースまでデザインしました。

日本酒を通じて東京の酒蔵ツアーを販売

日本酒を通じて酒蔵や東京の魅力を伝えることで、より高単価な商材である「酒蔵ツアー」を購入してもらうビジネスプランをたてました。

Output

日本酒パッケージデザイン

今回のSake Matsuri用にデザインした日本酒パッケージ。「東京らしい日本酒」というコンセプトのもと、自然と都会が両立した東京のカオスさを想起させるスタイリングで作成しました。現地でスタッフが東京旅行ツアーを売り込みやすいようデザインに旅要素も取り入れています。

KYOのパッケージ一式

ブースデザイン

シンガポール国内で行われたSake Matsuriでの出店ブースの様子。広いイベントエリアの中でも注目してもらえるようにスタッフの法被や暖簾等もパッケージに合わせたデザインをして、視覚的に目立ち、覚えてもらえる工夫をしています。

Sake Matsuriでの出店ブース

リーフレット

来場者や購入者に配布したKYOのリーフレット。KYOの説明の他に、シンガポーリアンからみた東京の魅力を盛り込んだ内容になっており、東京への旅行を視野に入れてもらえるように設計しています。

リーフレットデザイン

Credits

クライアント:カソク株式会社
旅行ツアー監修:株式会社ADDReC
旅行ツアーの企画・運営:株式会社TriX
日本酒のデザイン・マーケティング:合同会社NEWSKOOL

プロジェクトリーダー:鎌田 頼人
クリエイティブディレクター:佐々木 瑠世
グラフィックデザイナー:廣石健太
アシスタント:菊田 裕史

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