内容
内容
「ナイトタイムエコノミー」の活性化を考えるうえで、24時間都市の実装や、都市そのものの変化の潮流を探ることは欠かせません。たとえば、都市の遊休不動産の新しい活用法を探ったり、今回のコロナ禍で飲食店の路上利用の基準緩和が進んだりと、都市空間をより柔軟に捉えていく試みが出てきています。
そんななかで注目したいのが、株式会社NODの実践です。同社は日本橋における遊休不動産を活用した「GROWND nihonbashi」や、HOTEL EDIT YOKOHAMAの1階にオープンした飲食ブランド「NOUMU」など、不動産活用や空間プロデュースに取り組んできました。
NODが次に手がけるのは、「循環する都市」の実現へと一歩を踏み出す「RECAPTURE」というプロジェクトです。酢酸セルロースをはじめとした⽣分解性バイオマス素材や有機廃棄物などを3Dプリンタによって加⼯・再利⽤し、 循環型の都市づくりを⽬指すもの。
いまの日本において、大型建築のスクラップアンドビルドが引き起こす環境課題は無視できないものとなっており、二酸化炭素の約34%は建築プロセスの中で排出されていると言われています。こうした課題を解決するためにNODが提唱するのは、素材の循環を内包させ、素材から建物づくり、都市づくりのあり方を追求するための「ネオ・スクラップアンドビルド」という考え方です。
連続ウェビナーシリーズ「Night Design Talks」の第8回目では、株式会社NOD代表取締役の溝端友輔さんに話を伺うことで、都市の遊休資源の利活用や「ネオ・スクラップアンドビルド」のコンセプト、都市の課題を解決するためにテクノロジーをどのように生活に実装していくのかといった観点までひも解いていきます。
日時
日時
2021年12月7日(火)19:30-21:00
タイムスケジュール
タイムスケジュール
19:30-19:35 Night Design Lab及び登壇メンバーのご紹介
19:35-19:50 NODの取組に関するプレゼンテーション
19:50-20:45 公開インタビュー
20:45-21:00 Q&Aとディスカッション
※ビデオ会議アプリケーション「Zoom」を利用して開催。
登壇者
登壇者
溝端友輔|YUSUKE MIZOBATA
株式会社NOD 代表取締役。「今までにない可能性をつくる」というコンセプトを掲げ、ソフトとハードの両面から空間開発に関わる。フリーの建築ディレクター / プロジェクトマネージャーを経て、2019年に株式会社NODを創業。日本橋のOMO型商業施設「GROWND」、その1階にある完全キャッシュレスのホットサンド専門店「HOT SAND LAB mm」などを手がける。現在、3Dプリント技術を軸に様々なクライアントとの新規事業開発に取り組み、”酢酸セルロースを使用した自然に還る大型3DPプロダクト”や”有機性廃棄物のマテリアル化"で作る半永久的プロダクト”を発表した。
参加費
参加費
無料
主催
主催
合同会社NEWSKOOL
zoom参加申し込み
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資材循環と3Dプリンタによる「ネオ・スクラップアンドビルド」の実践──NOD代表・溝端友輔と考える、循環型の都市づくり