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「旅」はライフスタイルに新たな指針を与えてくれるモノであり、日常では得られない特別な体験を通じて人生の変革を促すモノである、という「トランスフォーマティブトラベル」の考え方に注目が集まっています。
この潮流の中で、わかりやすくパッケージ化された旅行商品より、地域のリアルな生活者の息吹を感じさせるオーセンティックな観光体験を人々は求めるようになりました。
しかしながら、それをデザインするためには、地域との関係性や訪問者の関係性のどちらをも考える必要があり、オーバーリズムの問題にも留意する必要があります。
そんななかで、株式会社温故知新の手がける「瀬戸内リトリート青凪」や「壱岐リトリート海里村上」などは、その地域にある文脈を丁寧に読み解きつつ、人々を惹きつけるディスティネーションホテルとして成功を収めています。
また、創業10周年を迎え、自社ホテルブランド“okcs(オックス)”を立ち上げ、建築家・石上純也が設計する洞窟のようなレストラン・House & Restaurant〈maison owl〉の開業も控えています。
宿は建てれば終わりではなく、そこからがむしろ出発点である。温故知新の精神のもとに、地域を豊かにする宿のあり方を模索する「温故知新」の取り組みには、これからの時代のディスティネーションをつくるためのヒントが詰まっています。
連続ウェビナーシリーズ「Night Design Talks」の第7回目では、温故知新を率いる松山知樹氏にお話を伺うことで、これからの地域と宿との持続的な関係性づくりについて明らかにしていきます。
日時:
日時:
2021年10月11日(月)19:30-21:00
タイムスケジュール:
タイムスケジュール:
19:30-19:35 Night Design Lab及び登壇メンバーのご紹介
19:35-19:50 温故知新の取組に関するプレゼンテーション
19:50-20:45 公開インタビュー
20:45-21:00 Q&Aとディスカッション
※ビデオ会議アプリケーション「Zoom」を利用して開催。
登壇者:
登壇者:
松山 知樹|TOMOKI MATUYAMA
1998年東京大学大学院都市工学修士。ボストンコンサルティンググループを経て、2000年ドリームインキュベータ創業に参画。2005年より星野リゾートにてゴールドマンサックスグループとの共同事業である旅館再生事業の責任者、同社取締役を経て、2011年(株)温故知新創業。スモールラグジュアリーホテルの経営から新規ホテルの企画プロデュースまで幅広くおこなっている。日本における「地方創生」のキーパーソンの一人。