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いま「ナイトタイムエコノミー」を推進するうえで、都市インフラや観光庁などとの連携は欠かせません。新たなる文化が生まれる土壌を耕すうえでは、行政府への目配せは欠かせないものでしょう。これからは、官民の新しい連携のあり方が模索されていくはず。
また、地域社会というのもを考えたときに、そこにおける課題解決の担い手は行政だけに限りません。市民が自らのリソースやスキルを持ち寄り、デジタルテクノロジーを用いて介入することもできます。日本国内においても参加型予算管理「Decidim」の実証実験が始まったり、Code For Japanが手掛けた「東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト」がグッドデザイン金賞を受賞したりと、「シビックテック」の領域が再び注目を集めています。
そんなCode For Japanが主催する学生向け開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」で大賞をとったのが、2002年生まれの高木俊輔さんが開発する「Civichat」です。自分にあった補助金等の制度がLINEでわかるという「選択格差」をなくすサービスで、昨年12月から熊本市との実証実験を行なってきました。
連続ウェビナーシリーズ「Night Design Talks」の第4回目では、高木さんとともにこれからの「公共」の担い手や、その変革におけるデジタルテクノロジーの役割、そしてN高を卒業したZ世代起業家としての側面まで、議論していきます。
日時
日時
2021年6月8日(火)19:30-21:00
タイムテーブル
タイムテーブル
19:30-19:35 Night Design Lab及び登壇メンバーのご紹介
19:35-19:50 Civichatの取組に関するプレゼンテーション
19:50-20:45 公開インタビュー
20:45-21:00 Q&Aとディスカッション
※ビデオ会議アプリケーション「Zoom」を利用して開催。
登壇者
登壇者
高木俊輔|SHUNSUKE TAKAGI
2002年生まれ。大阪府出身。小さい頃からテクノロジー分野に興味を持ち、新しいサービスやデバイスが出るとすぐに試してきた。中学生時代には文化祭の予算確保のためクラウドファンディングを実施。Twitter上で話題になっていたN高等学校に興味を持ち、転校のための費用もクラウドファンディングで募り、無事にN高生に。高校生活の傍ら、株式会社ハッシャダイでサービス開発にも従事。2020年には株式会社Civichatを創業し、2021年3月N高等学校卒業。