ノンアルコール需要の調査資料
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無料で資料ダウンロード株式会社エヴリワンズはD2Cブランド「FINEPET’S」を運営しており、「人間でも食べられるレベル」の原材料のみを使ったこだわりのドックフード・キャットフードを販売をしています。業界内でも最高品質のペットフードを提供してきましたが、一方で、Webサイトのデザインやシステムの老朽化により、オンライン上でのユーザーへの商品リーチや、コンバージョンまでの導線が最適化されていないという課題感を感じていました。
2021年4月から2022年6月までの約一年間、NEWSKOOLはマーケティング全般のプロジェクトを担当しました。マーケティング戦略のマスタープランを設計した上で、Webサイトリニューアルや広告配信などを実施。顧客とのコミュニケーションチャネルを整備しました。FINEPET’Sの魅力である「確かな品質」と「素材へのこだわり」をオンライン上で伝え、顧客の購入を促すべく、支援を行いました。
プロジェクトに取り組むにあたり、マーケティング戦略を実施する上でのリソース配分の最適化を行いました。限られた期間やリソースの中で、最大限の効果を生むにはどんな優先順位で施策を実行するべきか。そんな問いの答えを探るべく、ユーザーのカスタマージャーニーを可視化。広告リーチから購買、リピート購買を誘発するにあたって取り組むべき課題を抽出し、その解決策を検討しました。
抽出した課題のなかで最も優先度が高かったのは、「Webサイトのユーザビリティの低さ」でした。9割のカート落ちが発生するなど、デザインやシステムの老朽化や複雑な情報設計により、ユーザーが商品の検討から購入までをスムーズに行えないという課題が発生していました。
また、プロジェクト組成のタイミングに強く意識したのは、プロジェクトに関わる多様なステークホルダーの目線合わせです。課題解決施策のための施策を検討するだけに留まらず、チームビルディングにも意識を向けることで、シナジーの創出に務めました。短期的な利益向上だけでなく、中長期的な価値創造に目線を向けての取り組みです。
愛猫/犬の健康を考え、ペットフードにはこだわりたい。ユーザーの多くはペットフードの検討に多くの時間を掛ける傾向にあります。比較検討のプロセスが重視される業界の中でも「選ばれるペットフード」になるべく、広告配信用LPを作成し、認知からコンバージョンまでの動線設計を行いました。
商品の概要や商品の魅力、お客様の声などの情報を簡潔にまとめた広告配信用LPを制作することで、ターゲットユーザーの購入の決め手となるような情報発信を心がけました。「そもそもなぜペットフードの品質にこだわる必要があるのか」といったペットの健康に関わる基礎知識なども含めて発信することで、FINEPET’Sの魅力をより説得力をもった価値訴求を行いました。
さらに、コンバージョン率向上のためには、Webサイトの離脱率やカート落ちを削減するためストレスのないスムーズな購入体験を提供することが重要でした。そこでWebサイトのユーザビリティ向上を目指しました。
馴染みのあるサイト構造やUI/UXへとを改修することで、製品の魅力である「確かな品質」と「素材へのこだわり」を簡潔に分かりやすくユーザーに訴求するとともに、回遊性とコンバージョン率の改善を目指しました。一例としては、複雑な購入画面によって、商品をカートに入れたにもかかわらず購入しないままサイトから離脱してしまう「カート落ち」の改善を行いました。
さらに、初期フェーズ以降で、マーケティング施策を効率的に実行していくため、新規購入者から定期購読者へと移行した数がリアルタイムで認識できるツールの導入も行いました。
グランドデザインの整備後には、F2転換率(通販の新規顧客のうちで、2回目の購入に繋がった顧客の割合)向上の施策を実行しました。初回購入後のユーザーのブランド体験を強化することで、FINEPET’Sを継続購入してくれるようなファンを増やすことを目指しました。そこで実行したのが、カタログの制作です。
ペットフードの品質を伝えるだけでなく、「愛猫/犬にとって健康的な食事とはどのようなものなのか」「ライフステージごとの最適な食事はどれくらいなのか」「食いつきが悪いときの対処法」といった”ペットの豊かな食生活”にフォーカスしたカタログを商品とともに同梱することで、フードの取り扱い方の啓蒙をおこない、ユーザーに納得感をもって次回購入してもらうことを意識しました。
期間:2021年4月〜2022年6月
クライアント:株式会社エヴリワンズ
体制
プロジェクトマネジメント・WEBサイト設計・フロントエンド開発:(同)NEWSKOOL
クリエイティブ監修:(株)Crux Inc.
デジタル広告配信:PLAYCIRCUS(株)
バックエンドシステム開発:豊作プロジェクト(株)
カタログデザイン:Haruna Watanabe
カタログ文言編集:もりかきプロダクション(同)